副店長ブログ

子どもが布団から出るのは、着せ過ぎ・掛け過ぎ

こんにちは。快眠館 副店長 上級睡眠健康指導士 田中言羽です。

寒くなりましたね。

みなさんぐっすり眠れていますか?

子どもたちは布団の中で静かに寝ていますか?

子どもの睡眠の相談で冬に多いのが、「子どもの寝相が悪く、布団から出てしまい風邪をひきそう。何を着せたら良いのか?」と。

先日の子育て広場で話したことをお伝えしようと思います。

子どもが布団から出てしまうのは、寝相が悪いわけではなく、寝床内が暑く、蒸れているからです。

寒い冬、布団の中が気持ちいい温度と湿度だったら布団から出ません。

子どもは大人よりも体温が高く汗っかきなので、掛け布団は薄め・パジャマも薄めで大丈夫です。

掛け布団を使う子はスリーパーはいらない

布団から出て風邪をひきそうだからとスリーパーを使っている人も多いのではないでしょうか。

こういう私も息子が1歳の時は睡眠のことを知らず、みなさんと同じことをしていました。

快適な温度・湿度の話を聞き、当時の息子の環境を自分に置き換えてみたら、暑過ぎ・蒸れ過ぎ・寝返りしにくく、なんとも寝にくい環境で寝かせいていたと反省しました。

スリーパーを着せて、掛け布団を掛けて寝ている子は暑過ぎです。

スリーパー無しで、布団から出てしまう場合は、薄めの掛け布団を用意してあげてください。

ちなみに我が息子は川の字で寝ていたため、私たちの掛け布団の間で暖かい環境だったので、ベビー布団(大きめベビー布団)の合掛け(2枚合わせの厚い方)で2歳ごろまで寝ていました。

3歳以降は大人の0.8キロの合掛けで高校生になった今でもそれ一枚で寝ています。

寝相をよくするには、パジャマ選びも重要

冬になるとネル素材やフリース素材のパジャマが暑のですが、お勧めは薄めで湿気を吸湿してくれる綿素材のガーゼパジャマです。

前に実験でネル素材のパジャマで寝てみたのですが、暑過ぎて寝返りがしにくかったです。

寝相をよくするには、汗を吸収するパッドがお勧め

暖かそうな敷きパッドでよく見かけるのは、アクリルなど化学繊維の毛布タッチのパッドです。

これは湿気を吸収せず、体の周りが蒸れ、その蒸れが体を冷やす原因になるのでお勧めしません。

お勧めは湿気を吸収する脱脂綿パッドやウールなどのパッドです。

ジャブジャブ洗える脱脂綿パッド パシーマ

一度どんな素材で寝ているか品質表示を見てみてくださいね。

寝相をよくするには、寝室を管理する

寝室の温度・湿度も快適に眠るのには関係してきます。

冬の快適温度13℃〜18℃・湿度50%〜60%です。

寝室に温湿度計を置くと管理しやすいです。

暖房器・加湿器を上手く使ってくださいね。

子どもが快適かどうか見分ける方法

背中や頭に汗をかいていたら暑過ぎです。

パジャマや掛け布団、敷きパッドを見直してみてくださいね。

冬の快適な寝具環境は、家の造り、ベッドか敷き布団か、親子一緒に寝ているかなど各々の家庭事情で変わります。

自分に合った寝具環境が知りたい方は快眠館のメールやLINEに連絡ください。

いちのみや子育て広場”にこ”にて随時睡眠相談を承っています。

みんながぐっすり快適に眠れますように!

いちのみや子育て広場にこ

子育て中のママ・パパ・妊婦さんの交流の場
(豊川市ボランティア登録団体)
開催日時/第2・第4水曜日
     10:00~13:30
場所/豊川市 一宮生涯学習センター
   1階和室
参加費/一家族100円
■インスタ kosodatehiroba_nico

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