オーダー枕プレミアム

顎関節症の人の枕 愛知県豊橋市K様

店長です。

豊橋市花田町からお越しのK様。

病院で『顎関節症』と診断され、

「自分に合った枕でも作ってみたら。」

と言われて、来店されました。

顎関節症とは、口を開け閉めするときに顎関節の音がする、口が開けにくい、あごが痛いなどの症状がみられる病気です。

また、これらの症状のほかに頭痛、肩こり、めまい、目の疲れなどの多様な副症状がみられることもあります。

2人に1人が経験するともいわれる非常にありふれた病気ですが、実際に治療が必要になる人は顎関節症のうち5%程度ともいわれています。

日常の無意識の習慣などが原因になっていると考えられており、これらを改善することで症状が自然と軽快することも多いです。

枕の高さが直接「顎関節症の原因」となっているとは考えられにくいのですが、枕の高さが合っていないことで、顎関節に無理な力がかかって、負担をかけているという可能性もありえます。

まずは、最新式コンピュータシステムで計測して、K様に最適な枕をその場で作り、寝試していただきました。

まずは仰向きになってもらい、

「どうですか、今までお使いの枕との違いが分かりますか?」

「枕ってこんなに低いんですか?」

「あ!?でも歯と歯があたっていない。」

K様がお使いの枕はかなり高さのある枕だったようです。

枕が高すぎるために、後頭部が上がる反面顎が落ち、喉がつまって歯を食いしばっている状態で寝ていたのです。

上の歯と下の歯が軽く触れているだけでも、顎や歯を支えている筋肉に大きく負担がかかるといわれています。

ましてや歯を食いしばったような状態で寝ているようでは、顎やその周りの筋肉にも相当な負担がかかっていたことでしょう。

ストレスからくる『歯の食いしばり』がみられる方もいますが、K様の場合、明らかに寝ている姿勢に問題があったように思われます。

ただし、枕をただ低くすれば良いわけではありません。

低くなりすぎると、今度は後頭部が下がり、顎が上がって首に負担がかかるばかりか、口が自然と開いてしまい、口呼吸になってしまいます。

口呼吸になれば、喉が渇くだけでなく、喉が渇いて唾液の分泌量が減り、口臭やむし歯、歯周病などになりやすい状態に。

さらに、喉の奥の粘膜にウィルスが付着しやすくなり、風邪を引きやすくなり免疫力も低下します。

また、舌が喉に落ちて気道を塞いでしまい、いびきをかきやすく、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因に
なることもあります。

この、『歯と歯が触れずに、口は自然と閉じ、鼻から呼吸がスムーズに出来る』絶妙な高さが大切。

市販の枕では不可能でも、快眠館の『快眠オーダーメイド枕』ならばそれが可能です。

私がしっかりとK様の寝ている姿を見ながら、きちんと調整。

もちろん仰向きだけではありません。

横向きで寝ているときにも、極力顎に負担がかからないよう、顎から口、鼻、眉間の中央を結ぶラインが真っ直ぐ、敷きふとんと並行になるようにお作りしました。

K様も、

「ちょっと寝ただけなのに、顎が疲れないって言うのがすごく分かる。」

と、違いを分かっていただけたようです。

K様、お使いの敷きふとんによって、体の姿勢が変われば、枕の感じ方も違ってきます。

朝起きた時に、また顎が疲れるようでしたら、お気軽に調整にいらしてくださいね。

いつでも、私が責任を持って対応させていただきます。