自分に合った枕が見つからない
「自分に合う枕が見つからなくて、いくつも枕を買い替えた。」という声をよく耳にします。低反発、高反発、そばまくら、ホテル仕様の枕、通販売上NO1、アスリートや有名人が勧める枕など、様々な枕が世に出回っています。
どんな枕が良いのでしょう?
首は日中、ボウリングの玉(約6キロ)ほどもある重い頭をいつも支えています。想像してみて下さい、ボウリングの玉を一日中持っているなんて、大変な重労働です。この時に重要になってくるのは“姿勢”です。まっすぐ立っている直立姿勢を維持することが理想です。
昔から「姿勢を良くしなさい」とよく言われるように、“前かがみ”や“うつむき姿勢”、“猫背”など、姿勢が悪いと首にかかる負担は3倍にもなると言われています。
そんながんばりやさんの首が休むことができるのは、寝ている時だけ。寝ている時は枕が首に変わって頭を支えます。
枕の役目は、寝ているときに首に変わって頭を支えること。その時もやはり姿勢が大切です。日中と同じように、直立姿勢を“仰向き”でも“横向き”でも維持できる枕が合っている枕ということができます。
試しに、壁に背中をつけてまっすぐ立ってみて下さい。その時に、肩から頭にかけての隙間を埋める形や高さが“仰向き寝のときの枕”ということになります。高すぎると視線が足元側に行き“うつむき姿勢”になり、低すぎると顎が上がって視線が上に行きます。いずれも、“首こり”や“肩こり”、“いびき”、“睡眠時無呼吸”、“頭痛”などを引き起こす原因となります。
もう一つ、仰向きで大切なのが、首(頸椎)のカーブをすっぽりと埋めること。首の形に合わずに高すぎると首を集中的に押されて血行不良をおこしますし、逆に低すぎると支えがなくなり筋肉の緊張を引き起こします。
寝ているのは仰向きだけではありません。必ず寝返りをうちますので横向きにもなります。横向きで寝る時には肩がありますので、仰向きとは違う形や高さの枕になります。この“仰向き”と“横向き”での枕の高さの違いが、枕選びに苦労する原因なのです。
枕の寝心地がマットレスで違う?
まくら売り場で寝比べて、奇跡的に自分に合った枕に出合えたとします。そこでさらに問題が発生します。「売り場では合ってたと思った枕が、家で使ってみたら全然違った。」ということがあるのです。
それは、売り場と家では、マットレスや敷きふとんが違うということ。先ほど、壁にまっすぐ背をつけて肩から頭にかけての隙間を埋めるのがその人に合った枕とお話しました。もちろん、まっすぐ立った直立姿勢が理想の寝姿勢なのですが、必ずしもその姿勢で寝ているわけではありません。マットレスや敷きふとんの“硬さ”、“やわらかさ”“へたり具合”などによって、寝ている姿勢は変わります。寝ている姿勢が変われば、首から頭にかけての隙間の高さも変わるのです。
要は、売り場と家では、使っているマットレスや敷きふとんの種類やへたり具合が違うから「違和感なく使える枕を見つけるのは、本当に難しい。」ということ。だから、細かく調整できる枕が良いのです。ところが、その都度自分で調整するのは難しいですよね。
「どこをどうしたらいいのかわからない。」
そんな方は快眠館におまかせください。
快眠館では、頭から足元まで背中全体の形と肩幅、寝ている時に体にかかる圧力等を最新式コンピュータシステムで計測し、仰向き、横向きのどちらで寝ても、直立姿勢が取れるように、その場で枕を作ります。
また、体形や環境の変化に応じて細かな調整ができるということが、“オーダー枕”の最大のメリット。睡眠の資格を多数有した店長か副店長が長年の経験を生かして、10年間無料で高さ調整、或いは睡眠に関するお悩みなどにも対応させていただきます。調整に行くたびに対応する人や言うことが違うなんていうことはありませんのでご安心ください。