ジョギングや水泳、ゴルフなど、気持ちよく体を動かした日は、いつもより寝つきがよく、ぐっすり眠れませんか?

運動と睡眠の関係を調べた調査でも、「週に5日以上、歩いたり運動をすると不眠になりにくい。」、「運動をすると、トータルの睡眠時間が増えるとともに、徐波睡眠(深い睡眠)の時間が増える。」ことがわかっています。つまり、運動は睡眠の時間にも質にもよい影響を及ぼすということです。

運動が睡眠によい理由は二つあり、ひとつは運動することによって疲れがたまるから。もう一つは、入浴と同様に、運動すると体温が一時的に上がるからです。

快眠のためには、夕方から夜(就寝の3時間前まで)に運動をするのが効果的です。ただし、激しい運動をすると交感神経が興奮して、かえって寝つけなくなることがあります。 ウォーキングなどの無理なく続けられるような、適度な運動がいいでしょう。

運動習慣のある人は、夜中に目が覚めてしまうことが少なく、朝までぐっすり眠れることが分かっています。

また、「適度な運動は脳を活性化し、認知症の予防に役立つ。」ことも明らかになっています。さらに、「筋肉量や握力の低下は、アルツハイマー型認知症を招きやすい。」という報告もあります。認知症予防のためにも、筋肉づくりを意識しながら、適度な運動を週3回以上、行うといいでしょう。

 (「脳が若返る快眠の技術」三橋美穂(快眠セラピスト)著)